インフラの世界に浸って、

NECがPC9801が出てそれを某金融機関の若手ITスタッフとして全店展開からはじまり、LANや商用インターネットの原点からどっぷりとインフラに浸かって30年。その間1993年~2004年初頭までNYでPC、VAX、UNIXそしてLANやWANをローカルスタッフの親方として従事。そして今、現役としてモバイルやデータセキュリティのプロダクトセールスをする異端児オヤジのインフラ話

自分の就職時代と現在のギャップが凄すぎる

自分が就活をした1981年
ヤンキーにはならなかったけど・・・サーフィンにド嵌まりしていた頃に就職活動。大人になり切れなかった中で海を取るのか、人並みの社会人としてデビューするのかを真剣に考えていたようにも思える。
なんせ、その時代はほぼアナログで、日々更新される情報は新聞とTVのニュースしかなかった時代ですから、なにかを考えたところで情報は限定的なモノに留まってあとは人間として自分自身で考えるしかなかったんですよ。
そんな時代にサーフィンに嵌まると頭の中では、海に近いところに住みたいとか・・・海に近い企業に就職すれば毎日海と共に生きていけると考えている。
とはいえ、親がそれを賛成する訳でなくどう正当化するかがまた難題だったりもする。
しかも当時は、日曜日だけが休みであとは仕事がある。しかも残業無しでも8時過ぎから5時まで働くのが当たり前で当然残業もある。
夢と現実のギャップが余りにも大き過ぎる。そして夢を保留にして都内の金融機関に就職をした。
海と共にがアスファルトジャングル(死語っか?!)の中で日々を過ごす。そして日曜日は、日の出前から海に入って日が暮れるまで海。海!海!海!と週一日に集中しかなかった。更に学生の時は夏休みがあったが、社会人には1週間程度の有給しかない(涙)
この夏休みのギャップは本当に辛かった。ピーカン天気で台風接近、でも海には行けない。波すらもみれない
数年でこの夏休みのギャップを克服して少しだけ社会人らしくなる。そして世の中が週休二日制導入の流れになる。それでも、当初は隔週であった。そして隔週から完全に変わって今のようになっている。
今の若い人は週休二日なんて常識って思うけど、40年前には想像もできなかったことなんですよ(笑)
そうそう、週休二日も会社によっては一週間の休みが2日なので祝日があると土曜日は出勤なんていうところもあったようです。


そんな時代を生きてくると今はなんて恵まれていると思ってします。コロナによって大きく舵が取られたと思う。
コロナ前もテレワークで地方創生なんてことは言われていたけど、なかなか一般化されなったけど、コロナでテレワークはある意味新常識の一つになったと思います。
がしかし、既に還暦手前まで来ているとなんかちょっと寂しく思う。
自分が世の中を変えられるならあの時に何とかしていたかもしれないけど、そんなことはできない自分は世の中の波を上手くキャッチして華麗にライドするしかないのだと言い聞かせてる。


現代は良くも悪きもデジタル化が進んでいる。これは否めない事実であり、アナログ時代を誇るものでもない。


今は、自分に必要なデジタル技術をセレクトしてそしてそれらを活用して自分に適したライフスタイルのベースを築きあげることが人生にとっての重要なことだと思う。


アナログ時代そしてバブルを経験していると金中心になるけどこれからは、金は二の次かもって思う。もちろん無ければできないこともあるけど、自分にとって必要金額を試算できるかが大事。
それが出来れば、テレワークをベースにより充実したワークライフバランスが手に入れられる。
まさに昔の夢は既に現実となっていると感じている