インフラの世界に浸って、

NECがPC9801が出てそれを某金融機関の若手ITスタッフとして全店展開からはじまり、LANや商用インターネットの原点からどっぷりとインフラに浸かって30年。その間1993年~2004年初頭までNYでPC、VAX、UNIXそしてLANやWANをローカルスタッフの親方として従事。そして今、現役としてモバイルやデータセキュリティのプロダクトセールスをする異端児オヤジのインフラ話

LENOVO YOGABOOKを使ったモビリティ検証

LENOVO YOGA BOOK(Andorid版)を調達して、モビリティワークがどこまで出来るかを検証を始めて約1ヵ月が過ぎた。
このモデルは、量販店に行くとWindows版ばかりが飾られていてモノとしては、お店で確認できるものの、Androidでの操作性を確認出来ぬまま購入をしてしまった。
モビリティ端末として考えると、Windowsへの拘りはない。むしろモビリティの標準は、iOSやAndroidなのでこちらを選択することの方が正しいと思う。
また、世の中のEMM製品の大半もMSのintuneを除けば、iOSを主にAndroidが標準である。
実際に、仕事で利用しているのがBlackBerry Enterprise Mobility Suiteであり、この製品が使えることがある意味必須の条件である。もちろん、この製品もWindows版がリリースされているが、現時点では、セキュアブラウザベースに一部の機能のみがリリースされているだけで、モビリティ性を考えると今イチというのが売る立場ではあるが正直なコメントです。
YOGA BOOKを手に入れて一週間は、WinodowsPCのようでWindowsでなく、タブレットのようでタブレットに成りきれない不思議っさに戸惑いつつも、徐々に慣れると意外にも使えるぞ!という感覚が膨らんできた。
現在は、BYOD端末としてそこそこ使えるようになっています。
とはいえ、この一ヵ月は、色々と悪戦苦闘をしてきている。


☆2in1タブレットはハードウェアスペックでも曲者
まず、苦戦したのが充電対応のUSB拡張BOXを正常に使うことにかなり苦労した。
YOGA BOOKの場合、Windows版とAndroid版が出ている。ハードの仕様は、Windowsをベースに作られている。結果、MicroUSBからUSBの変換と拡張で且つ、電源供給を行えるものということで当初は、Androidタブレット用を購入したが、充電が出来ない。
結果、切替スイッチがついたものを買って試したところ、Windowsタブレットモードで無事に動いた。意外な盲点だった。
YOGA BOOKのスペック上、USB×1、HDMI×1なので、この拡張BOXで充電しながら、マウス用のUSBコネクターの取り付けがおこなえ、マウスも快適に動き且つ、充電もしっかりできる形となった。
ということで、もし、同じことを考える人がいれば、最初から切替スイッチのついたものか、WindowsPCのUSB仕様にあったものを買うようにして下さい。
キーボードがあってマウスがあるとますますPCに近づきます。
WindowsPCとの大きな違いは窓がないことです。昔を思い出してDOSマシンベースでタスク切替をするイメージで使用すると違和感も少なくなります。


☆ハードスペックでこれが欲しい!
使っていて一番欲しい!と思うのは、指紋認証機能です。iPhoneや最近のスマホなら割とついている指紋認証。これがこのYOGA BOOKにはないんです。なので毎回パスワードを叩かないといけない。指紋認証になれるとパスワード入力が面倒になります。
しかもパスワードポリシーで固められているので、桁数、大文字小文字、英数混在などなど、複雑なパスワードの入力は本当にしんどいです。
今時点の評価としては、指紋認証が付いたらビジネス利用で買いだと思います!!
AppleがiPad ProのCMでPCに変わると言っていますが、Android 2in1はそれを超えると思います。しかしも価格的にも魅力です。
アプリケーション搭載に関して語るともっともっと長くなるので、次回でご紹介します。
とにかく、iPadも良いけどAndroidも良いですよ


(続く)